2014/08/26

バイクのふるさと浜松に出展してきました

Lv_ZEROです。

前回の記事で取り上げたように、先日8/23、24に開催された「バイクのふるさと浜松2014」というイベントの一部の「ものづくり学校コーナー」に出展してきましたので報告したいと思います。

私達は静岡大学として出展し、レスキューロボットの展示や実演、小さな子供向けのレスキューロボット操縦体験を行いました。


子供向けのレスキューロボット操縦体験では、遠隔操作の体験ということで、パン・チルト機構の付いたカメラを搭載した小型ロボットをカメラ映像だけを頼りに操縦し、L字の通路(建物内を想定)のどこかに貼ってある絵(要救助者)を探し出し、帰還するという任務を行ってもらいました。

子供たちにロボットの操作方法を教えた時には、「簡単じゃん!」という声が多くありましたが、実際にカメラ映像だけで操作をしてみると、「迷った!」「どこにいるか分かんなくなった!」等の声を漏らす人がほとんどで、子供達だけでなく親御さんまで遠隔操作の難しさを理解して頂けたようで何よりです。



レスキューロボットコンテストに向け私達が製作したレスキューロボットの展示や実演では、バイクのイベントにも関わらず多くの人々が興味を示したことに驚きました。まだまだ活躍の場が少ないレスキューロボットですが、多くの人が期待しているんだと実感しました。

特に、広島で土砂災害が起きたばかりでしたので、「ああいった場所(土砂災害被災地)で活躍するレスキューロボットが出てきてほしい」との声を多く耳にしました。私もニュースで重機を使うことが出来ず、危険な中、人の手で救助活動を行っている現場を見てましたので、本当にそうだと思います。

最近、土砂災害や水害による市街地の被害を多く耳にします。私達の参加しているレスキューロボットコンテストはまさにこのような人の立ち入れない市街地での救助活動を想定したコンテストですので、これからもレスキューロボットの開発に取り組み、少しでも社会に貢献できれば嬉しいです。

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